皆殺し文学はやめだ

by mouthes

口からはきだす日々のあわ

ほんとにもう、生きていくって厄介で、疲れても止まらない時間と足はまるで「赤い靴」のよう。

ただ、こんなことをしたり顔で言っているうちは何事もないことの証拠。
宇宙から見たらどうでもいいし、ではないけど、考えれば考えるほど些細で瑣末で失笑してしまう。
何事もなくてよかった、って。
それでも立ち止まりそうになるのは、甘えているせいだよね。
「どうしよう」、なんてどうでもいい。
求められているのは得てしていつも単純なもの。


それにしても、冬季がやってきた。
気付けばなぜか寒い季節が好きになってた。
「ああ、寒いんだろうなあ、外」と思うとなぜか出てみたくなる。
寒い季節にしかあらわれない者たちが踊っている気がする。
枯れ葉と冬枯れの木陰のある、誰にも気にとめられない場所で。
彼らに会いに街へ出ると、目的なんて忘れてしまう。
ただ歩きたかっただけ、と気付くちっぽけな童話。


日記を書けば、それを読む人がいる。
Weblogやmixiなんかのわりと単純な構図。
でも言葉はある意味でとても呪術的だから、何気ないものでも自分の気持ちに誰かを巻き込んでしまう。
もし書くならできればなんでもないことを書いて、誰かの胸を温めたい。
そう思わせるような良い日記を友達が書いてたんだよね。
うらやます!


「時計の針が進むように」という題名が不意に浮かんだので、
それについてずっと考えてみた。
私の脳みそは「あるお題について考える」っていう方法じゃないとどうにも考えがまとまらないらしい。みんなそうなのかな。どうなんだ。
少し何かかけそうな気がして、でもいざ書いてみるとあなだらけの文章で、
えー、うーん、あーんなんて母音を唸っていたんだけど、
みねたくんの『「恋と退屈」あとがきに代えて』という日記を読んだらなんだか蜘蛛の糸のようなものが上から垂れ下がってきた気がした。

『幼い頃に聴いたブルーハーツ。まだ小学校2年生だった弟と一緒に聴いたブルーハーツ。あの時ふたりで笑いながらブルーハーツを聴いた時、僕と弟は同じ感情になっていなかったか。あの瞬間ひとつになっていなかったか。』

『僕らは一瞬でもわかりあえる時がある。ひとつになる時がある。そしてすぐ、また別々になる。なんなんだろアレ。』

ちょっと説明しすぎかな。
またここまで説明するとたいした含蓄のない話になってしまいそうだ。
それでもいいの、楽しけりゃ。



今週の土曜日にYour Song Is Good×曽我部恵一バンドを見にいきます。
Ebisu liqid roomへ。
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by mouthes | 2006-12-01 10:25 | footmarks