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皆殺し文学はやめだ

by mouthes

なんでもない日の音楽

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今日模試かと思ったら明日が模試だった。
せっかく一週間も前から予約した美容院の予定が延期に・・・
だけど復習の時間が出来て生き延びた心地。
残念やら助かったやら。

19時も過ぎて大雨の中散歩に出る。
いや、ちゃんと用はあるんだよ?
10月の模試の払い込みとか、ジャンプとか、いろいろ・・・
シューベルトの「死と乙女」を聴きながら最寄り駅まで歩く。
足元で雨粒が跳ね返る。曲に合わせて動くみたいで楽しい。
曲の合間に雨が傘を打つ音がする。万雷の拍手のよう!

15歳の時に逗子で見た曽我部さんのライブの時も、ライブの最後に大雨が降って雨のトタン屋根を打つ音が拍手のようだったことを思い出す。
たしか「MERROW MIND」を歌っていた時。




帰り道、一人の帰り道って良いときと悪いときがある。
今日がどちらかということはできないけれど、こう、家に向かっているのに、行くあてのないような気持ちで歩く。
あたしにはどうしても羨ましい友だちが一人いる。
しばしば人を羨むあたしでも、その友だちだけはなんとなく特別だと思う。
なんかこう刷り込みみたいなもんで、ほとんど理屈じゃない気がする。
きっと一生羨ましいままなんだと思う。
よくわからん嫉妬を抱いて行くあてのなさに拍車がかかる。
clinicとか聴いてるからだな。
こういう時に聴く音楽はサニーデイ・サービスがいい。
サニーデイの音楽は、行き場のない気持ちを抱えたままでも、いつもどこかへ連れていってくれる。
サニーデイを聴きながら、銀河鉄道から見える景色って多分こんな感じだとか思う。
歌いながら家に着いて、今までどんな気持ちだったかなんてすっかり忘れてしまう。
こういう日は、結局何でもないまま終わるのだ。

明日は模試!



♪サニーデイ・サービス「経験」
by mouthes | 2009-09-12 21:29 | footmarks