皆殺し文学はやめだ

by mouthes

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自分の考えや感覚が入り組むにつれて、
正確な描写をしようとすればするほど言葉遣いが複雑で伝わりづらいものになってしまう。

昔の、体の中にある感覚を言葉に置き換えるだけでよかった時期はもうとうに過ぎて、
情熱のほかに自分を突き動かすものも知った。

言葉を正しく用いれば考えが伝わるということが幻想で、
誰もが納得できるただ一つの正解みたいなものは嘘っぱちで、
単純な好奇心や好意のない場所に相互理解のようなものは生まれないんだということがわかりました。


ひとは、自分の嫌いなやつの話なんて、いくら正しくても聞きやしない。
自分の考えを伝えたいと思うなら、まず好かれることだ。
そして、好かれるには、好きになるということが欠かせない。



興味を持つんだよ。
そして関係をよろこぶんだ。
人間関係に求められることなんて、いや、人が求めていることなんて、
その程度のことなんだ。

芸術も、宗教も、娯楽も、
その程度のことなんだよ、きっと。

そして私も含めて多くの人が、
その程度のことすら満足にできないってことなんだよ。
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by mouthes | 2014-12-23 02:17 | footmarks