皆殺し文学はやめだ

by mouthes

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益川教授

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数学の学問書を小説の感覚で読むんだって!

















こういうひとっておっぱいのこととかどんな顔して考えてるんだろう?
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by mouthes | 2009-03-31 23:11 | moments!

愛が成就した!!

チャットモンチー「告白」の「風吹けば恋」が聴きたくて、これから聴き始めたんだけど、

やばいね!!


チャットモンチー、クるところまでキタ!!!


これを一聴したら、チャットモンチーをこれまで育ててきた多くの人の愛が、成就したのがわかる!!


チャットモンチーが、何故デビュー数年で武道館ライブが実現したのかと言えば、
それは確実に聴く層の広さにあって、
何故聴く層が広いのかといえば、
それは彼女たちがプロデューサーを始めとする多くの制作者側の愛に育てられてきたからだ。

楽曲の良さだけでこれだけ売れるなんてことは、ないわけで。
これまでのチャットモンチーを好んで聴くような層を損なわず、新たな層を引きずり込むムーヴメントを作ったのは、制作者側の尽力があってこそだと思う。


プロデューサーが確かに彼女たちを愛していて、彼女たちを大事に育てていることがバンドを通して伝わってくる。
「バンドの親」とも言えるようなプロデューサーの愛が、良い意味で彼女たちの気負いを取り去っていく。

それに、彼女たちを故意に歪める加工を行わず、何も手出しをしていない風に見せかけて彼女たちを包んでいる。
そうした距離感がチャットモンチーを武道館バンドにまでのし上げ、ひいては「風吹けば恋」を産んだんだ!!!


第一作、第二作にあった《チャットモンチーくささ》が、見事に《香り》へ変貌を遂げている!


よくこの段になって少女性に疾走感をもたらした!!!
このスピード感だよ!!!
あたしが聴きたかったのは!!!!!!!

これぞ《少女性》。
ソフィア・コッポラのでっちあげた《閉塞した少女性》なんてやっぱり犬に食わせりゃいいんだ!
そんなのは少女以前の問題だったよ、やっぱり。

閉塞したくてもできないから少女なんだよ。
めくるめくから少女なんだよ。
走り出したくてしかたないから少女なんだよ!!!!!



あたしはこんな気持ちで坊主にしたんだよ。
やー、やっと坊主になったんだなーチャットモンチー。
チャットモンチー坊主になったよ!!えっちゃん!!!


詩とか思想は、やっぱりどーーでもよくって、
力いっぱい《少女》してるんだーチャットモンチーは。

うわあうわあ。
ほんと、くさみをうまいこと昇華してる。華の香りにしてる。
わーやりたーい!チャットモンチーやりたーい!
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by mouthes | 2009-03-31 19:29 | moments!

ヴァージン・スーサイズ

自殺したくなるほどの閉塞感。
こんな言葉で思い出すのは中2の春くらい。

あたしにもたしかにあった。
世界は窮屈で退屈で、つまらなくて下らなくて「死ね!!」って思いながら過ごしてた。
自分が消えてなくなるか、世界に破滅してほしかった。

自分が一番かわいそうで、つまらない言いがかりみたいなことで自分を責め立てる周りの大人はみんな悪魔のようだった。

今思い返せば、そんなことしか思えない自分こそ、つまらなくて下らないなんて苦々しく言える。
だけどあの時の自分にはそれがすべてだったし、それを経なければ今私の中にある穏やかな心は生まれなかったと思う。

ただ、あんなモラトリアムはやっぱり美化されるものではないし、
美化できるほど距離のあるものでもない。
今だって、ちょっとふらつけば簡単に足を踏み入れてしまいそうなほど、あの甘美な閉塞感はすぐ傍にある。
だけどいま、自信を持って言えることがある。


自殺なんて、一番つまらない。


できるだけ自分を傷つけないためのぎりぎりの手段だとは思うけど、一番つまらねえよ。
何も生み出さない。何も変えない。一番影響力のない手段だよ。
自殺をしてこの世界から姿を消して残る影響力なんて、たかが知れてるんだ。
自殺をしてこの世界に影響力をもたらした人だって、確かにいる。
だけど、その人たちは、「生きたい」という強い意志のもとに死んだんだ。
「生きたい」「残したい」という気持ちしか、人を生かさないんだから。
死ねないで過ごす何十年が、どれだけ強く、濃いものになるか、想像してみればいい。

あたしは自分が気持よくなるためなら、きっと何だってできるから、


自殺なんて絶対にしねえ。


この映画自体はつまらなかったけど、あたしにこうした言葉を心に刻ませるくらいの影響力はやはりあるんだ。


まー、だから何?って思うけどね。
だって生きることの讃美に満ちた「月とチェリー」「ウエイトレス」のほうがよっぽどすばらしい映画だったしね。
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by mouthes | 2009-03-31 09:41 | footmarks

女性監督

チームで女性監督の映像作品を3作3人分みることになった。


私が選んだのは以下の3つ。

・月とチェリー(タナダユキ監督)
・ウエイトレス(エイドリアン・シェリー監督)
・ヴァージン・スーサイズ(ソフィア・コッポラ監督)


調べてみると、最近になって女性監督の作品は溢れるように放映され始めたらしい。
ほかにも日本人の女性監督だけで、西川美和、井口奈己、蜷川実花、荻上直子、深井朝子・・・
外国の方ではイザベル・コイシェ、ハナ・マフマルバフ、クラウディア・リョサ、もちろんレニ・リーフェンシュタールという大御所もいる。

どれも面白そうだったけど、最初にタナダユキ監督の作品を観たのは絶対にアタリだったと自信を持って言えるくらい、「月とチェリー」はよかった!


出てくる女がみんなビッチで、出てくる男はみんな可愛かった。

画面全体のざらっとした感じは、男性監督の撮るヒューマンドラマにある、独特の温かみみたいなものが一切なくて、最高だった。
男性が描く女の人の過度の生々しさとか、不自然な潔さもなくて、それも最高だった。

いや、あたしは男性監督の独特の温かみも、描かれる女の人の過度の生々しさも不自然な潔さも好きなんだよ?
でも描かれるべきことはそれだけじゃないとも思う。

あと真山役の江口さんのラブシーンにおいての美人ぶり!あれすごいな!!!
憧れるなー。あんなふうになりたいなー。っていうかビッチになりたい。もうずっと前からなりたいけど、なれない。きっと一生なれない。だから一生憧れる。あービッチになりたい。

男の人の中で女の人が美化されるように、女の人の中でも男の人は確実に美化されている。
というか、そうならざるを得ない。
すべての女の人にとって、すべての男の人は愛しい。それは宇宙の決まりごとみたいに、なんだか知らんがそういうことになってる。
それは悲観するようなことでも、都合の悪いことでもなんでもない。
赤ちゃんがお母さんのお腹で育って生れて外の世界に触れておぎゃーって泣く、そういうこと!


2作目の「ウエイトレス」でもそんなようなことが絶妙に描かれていて。

こちらも、絶妙で最高だった!


まず映像がとてもきれいで、女性的なコントラストだなーと思った。
いわゆる素材HPなんかのあの感じ。生々しいけどPOPな色合い。
主人公と、親友のウエイトレス2人のかけあいから物語は始まるんだけど、この2人がまたよくって!
少しブサイクで、下卑たジョークがよく似合うんだけど、かわいい。下卑ててもかわいい。下卑てるからかわいい。
片方が監督本人ていうのは観た後に知ってすこし驚いた。

こちらも出てくる男はみんなかわいかった。
一人ひとりの性格がどうのこうのっていうよりは、男の人みんなが持ち合わせている「寂しさ」とか「愛に対してのくどい感じ」が、絶妙にかわいく描かれていた。
「男の人の傲慢さ」を描くときも、全然悪意がなくて、それも良かった。
主人公のフラストレーションがイマジネーションの源になる鮮やかな描写も、女性ならではか!と思った。
そしていちばん感銘を受けたのは、主人公とドクターとの距離感。
ここで描かれている距離感は、これまで男性が監督したラブストーリーで描かれていた距離感とほとんど同じだった。
相手のいること、心の通うことは、性別を超えていくことなんだろうなー。まだ未知だけど。

「月とチェリー」「ウエイトレス」を観ている最中はかなり笑ったし、「そうだよねー、そうなるよねー」と言いながら見ていた。



そして今、「ヴァージン・スーサイズ」を観てるけど、ちょっと退屈。
ソフィア・コッポラは「ロスト・イン・トランスレーション」が良くて、結構期待していたけど、この映画はテクニックばかりで冗長な気がしてしまう。
いちばんお金もかかっていて、技術者にも余裕があるはずのこの映画は、いちばんぎこちない感じがする。

この人は登場人物の心理描写みたいなものが、意識的に避けているのか、演出で必要ないと思っているのか、あまりにも少ないと思ってしまう。
これがおしゃれってことなのかな?
あの視点の意地悪さとか、悪い意味で淡々とした感じは、観ていてあんまり気持ちいいものじゃない。
言葉が少ないだけで、橋田壽賀子的だとすら思う。

それにしても外人はみんなキスの仕方をよく知ってるなー。
学校で授業でもあるのかな?

Amazonのレビューを読んでみるけど、どれもいま一つで、自分の心を捉えるには足りなかった。
でもテーマになっているのはどうやら「少女性とティーンエージャーの閉塞感」らしいということがわかった。

あたしは少女性など犬に食わせろと思っているだけに、この映画に感情移入できなくて当然だと思った。
男性は、「幼児」から「少年」になり、「少年」から「童貞」を経て「成人」するけど、
女性は生まれた時から「女」であり、女はここで描かれているよりもっとふてぶてしくて残酷だし、ささくれ立っていてとげとげしくて、誰かを傷つけたいって思ってしまうんだ。
いや、ある意味ここに出ている女の子たちもふてぶてしくて残酷なんだけど、それを映画に出てる誰もがそんな風には思ってない。
それがねー、なんか納得できないんだよね。
世界観てだけじゃかたずけられないよ。なんだかな。なんだかなんだかな。


うーん、集中力も続かないし最後に見て正解だったというべきか、後味が悪いから最初に見るべきだったというべきか。
今終わったけど、不自然だし、不必然。肉迫もしてないし、最初から最後まで作りものっぽさが抜けない。やっぱり全然響いてこなかった。
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by mouthes | 2009-03-30 18:27 | So Fun

今週のジャンプ

ジャンプが好き!
もう、すごく好き!


漫画家さんはすごい!
毎週のように面白いことを考えるんだから!
細かい背景にも負けず、一部の酷評もものともせず、
毎週しっかり作品を残すんだから。



あたしがジャンプを支持するのは、王道であるが故にいちばんオタクくさいからだというのと、
人気商売についての考え方がどこよりシビアだからだ。
“この品質の”少年ジャンプを毎週出すのは、漫画家さんの力もあるけど、それだけじゃない。
そもそも編集者の馬力が半端じゃないんだ。
ちゃんと漫画を好きな人たちが全力で携わっている感じが好き。


あたしの記憶では、ある一時期、
ワンピースでは空島編が始まって、
プリティ・フェイスやりりむキッスが連載していた時期、
ラブコメは増えるわひとつひとつの内容は雑だわで、ジャンプが急につまらなく感じたときがあった。
小学生のあたしは、とっさに「編集長が替わったんだ!」と主張してみたが、
ホントのところはどうだったんだろう?



あ、そんなことよりあたしの文句は、
ここ最近のワンピースにある!!!!!

話が雑だよ!!!

ワンピースは、作りの丁寧な、しっかりと《泣き》を作るマンガだったのに、ハイエナのベラミーが出た辺りから怪しくなったと思う。
それまでどんな端役のキャラクターでも設定を細かくつくりこみ、大切に扱ってきたワンピースの中で、
ベラミーの“噛ませ犬”的な登場(そして退場)はあたしの目にはすこし異様だった。
「こんな風に倒すならそもそもベラミーは必要だったのか?」と思ったし、
意地の悪い見方をすれば一話稼ぐための話に見えた。
なんかがっかりしたんだよなあ、少しだけ。

しばらくはそれもたいして気にならない展開が続いていたけど、最近のワンピースはやっぱり雑になってきたと思う!

ウソップ海賊団の解散や、サンジの土下座、ナミを救い出すアーロン編、チョッパーの旅立ち、
あのエピソードたちの《泣き》を作ったときのような丁寧さが感じられない!
なんでボン・クレーの見せ場だけあんなぞんざいなんだ?と思うほど。
フランキーのときも怪しかったけど。



なんかねー、雑なマンガばっかり持て囃されてて気にいらないんすよ、最近のジャンプは。
好きだけど。好きだけどもよ。

ワンピースもトリコもブリーチも、“見せ場”ばっかで雑なんだよ!!
キャラクターを全然大事にしてない。
ブリーチなんかもう何ヶ月ウルキオラと戦ってんの?
ウルキオラせっかくあんな姿になったのにやっぱり一護の進化のほうが速いんじゃん。
もうこの際理屈なんていらないけどさ、
ピンチが全然ピンチじゃないじゃないか!!!
かっこいい画風でごまかしてるけど、火サス状態じゃないの!


トリコは本筋や小ネタがどうこうっていうんじゃなくて、所謂《ジャンプくさい》作品だなってこと。「聖闘士星矢」や「筋肉マン」にあったような勢いと単純かつ派手な世界観のある作品だと思う。

これがぶっちぎりで支持されるのは、現在のジャンプファンとしちゃあなんか納得いかない。
だって《どっかでみたことあるような》勢いだけで、こんな毎週上位になれるなら、アンケートって何?
ネウロやバクマン。なんかの作りの丁寧な漫画ほど下位に追いやられて、
あてになんねえなあってつくづく思う。

それに、アンケート至上主義じゃあ、
藤田和日郎さんみたいなタイプの漫画家さんは、ぜったい生まれない。
長い間かけて魂を揺さぶり続ける作品は、多少の脱線や中弛みに思えるような説明部分も含めて、温かく見守る目が必要なはず。
地味な部分も必要だし、みんなに嫌われる時期だってあるだろう。
でも伝えたいことをしっかり伝えきろうとする姿勢が、マンガには、いや、芸術には重用なのではないだろうか!??


ハチクロも、「なんかはまんないなー、面白いのか?これ」と思い続けて結局最終巻まで集めてしまったというのは、作りの丁寧さ、キャラクターたちへの愛に魅せられたんだろうな、多分。

あたしは浦沢直樹さんのマンガは面白いと思うけれど、最終的に「投げて」しまう愛のなさが気に入らない。
なんで投げちゃうんだ。
なんでそれで平気なんだ!
今まで積み上げてきた伏線はなんのためだったんだ!?

なんで最後まで描ききってくれないんだろうなー
切ないなー



藤田和日郎さんは、きっとご自身が自分のマンガを大好きなんだ。
だからあんな風に描ききって、後書きに「やりたいことは全部やりました。描き残したことはありません!」と書けるんだよなー。
その言葉で、さらにマンガたちが煌めくんだよ。
なんて素敵なんだろうか。
そんなこと思いながら今日はうしおととらTシャツを着て街へ出ます。



♪Lantern Parade MIX「サウダージおばちゃん」
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by mouthes | 2009-03-29 11:09 | moments!

きたなー

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Lantern Paradeの新譜。

幸せだなー

うれしいなー

聞いたらレビュー書こうかなー

幸せ独り占めしようかなー

どうしようかなー
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by mouthes | 2009-03-28 13:17 | moments!

身体論としての哲学

女の人の裸ってすごいと思う。
すごい形だと思う。
女の人の裸をイメージして神殿を作ったギリシャ人はさすがだと思う。

お風呂に入るとき、人の裸を見るのはとても面白い。
自分は自分の裸を一番見ているわけで、自分の中ではそれがスタンダードになっているんだけど、
当然のように、人それぞれ本当に形が違う。

そして思うのは、「ちょうどいい形」ってやつがあるってこと。

例えばこの人とあの人を比べたら、あの人のほうが細いけど、
全体的な丸み、バランスを見るとこの人のほうが整っている。
このひとのおっぱいは、あの人よりも出っ張っているけど、この人が持つにはふさわしい感じがする。

やっぱり心と体は同じ形をしているんだ。

聖書に、「神様は母親の胎内でひとりひとりを自身の手で丁寧に作られる」というくだりがあって、
「ひとりとして手を抜いて作るなんて言うことはないし、その人にとってはその人の体がベストの形なんだ」というメッセージだと思う。

自分がどんなふうになりたいか、や、
そうなるためにどのように努力するか、ということは、
確かに大切なことだけれど、

自分の「体と心に一番ちょうどいい形」をちゃんと考えてあげることも、
同じくらい大切だと思うんです。
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by mouthes | 2009-03-28 00:46 | footmarks

やっときた!

久しぶり、久しぶりに家でパソコンやってる!

エレ片のpodcast、30個以上たまってた!

すげーすげー最近のパソコンすげー
こりゃーウイルス対策なり、今度こそちゃんとしなければ

もうエロサイト見たりすんのすんのやめよう。

ブログも編集、編集!

自分の節目に変えてきたタイトル、今は節目っちゃあ節目だし、途中っちゃあ途中。
タイトルも思い浮かばず、苦し紛れの「無題」。

まだまだ、まだまだ!

インフォメーションとしては、2浪目です!

最近高校の時の日記を読み返すことが多い。
しかしねー、あんなに学習意欲のない高校生だったあたしが、行きたい大学目指して2浪とは。
未来はわからんね。

久しぶりにパソコンで記事書いてるせいで何書いていいのかわからないまま終わる!
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by mouthes | 2009-03-26 15:57 | footmarks
川本真琴聴きながらドキドキしてたらそんなこと思った!

連絡のとれないともだちが痴情のもつれで刺殺されていないか心配。

明日はパソコンが来る日!

明後日は花見の日!

大嫌いだった先生が学校を辞めるらしい。
ざまあみろ、もう二度と人生が交わりませんようにと祈るくらいのもんだが、
別れを惜しんでいるともだちも結構いた。
あの教師がもたらした《良い影響》の恩恵を、あたしはたしかに受けていたらしい。
ならいいか。憎むのはやめよう。
でもそれだけ!二度と人生が交わりませんように!



パソコンがきたらipodに入れる曲を考える。
内海先生が「ipodや携帯みたいな《おもちゃ》がきみたちから思考する時間を奪う」と言っていたのを思い出す。

たしかに!こんなに退屈しない、しかも気持ちいい《大人のおもちゃ》はないよね。

でももすこしだけ気持ちいいだけの生活がしたい、自堕落な気持ち。



♪The morning and The night 「僕はじだらく」
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by mouthes | 2009-03-25 10:33 | moments!
「ありふれた奇跡」が終わった。

本当にいいドラマだった。
心に残る台詞がたくさんある、大切なドラマになった。
ああまで人の淋しさや、胸の痛みや、温かみ、爽やかさを、
切り取ったように表したドラマを見たのは初めて。

それは悪意でなく、ただ善良さによって、傷ついたり、人を傷つけたりしてしまうどうしようもなさで、
それが善良さではなくて、少しの悪意に救われたりする現実だった。
やっぱり、それは、奇跡で!
DVD買おーう。





「嫌われ松子の一生」が昨日深夜にやっていたから撮った。今見ている。
あたしはこの映画、劇場で二回見て、パンフレットも持っているので、内容はだいたい覚えている。
だから、TV版でカットされてるシーンにも結構気付いてしまう。
結構キーになる描写が抜け落ちていて、納得いかない。


松子が教頭に関係を強いられておっぱいを見せるところも、
父にキレて家を飛びだし、同僚を喫茶店に呼び出して「私たち結婚するんでしょう?」と一方的に自分の生い立ちを語るところも、
小野寺を殺して自殺しようとしたけど死ねなかったところも、
光GENJIに夢中になって自分の生い立ちを綴った分厚いファンレターをポストに投函しようとして入らなかったところも、
まだまだあるけど、
ことごとくカットされてる。

時間の関係だったり放送コードだったりはあるだろうけど、
ここがなけりゃ!って描写のはずなのに。
こういう端々の描写が絶妙な映画だったのに。


でも中谷美紀さんの美しい表情が、歌声が、やっぱり強く胸を打って。
岡崎京子の「ヘルタースケルター」を読んだときにもヤラれた、
あの魅力的な《女の怖さ》というやつにまたもヤラれた。
どん底でも死ねない、死なない、どうしようもない強さ。
こういう《女の虚しさ》ではないけれど、
所謂《男の寂しさ》と対になる姿を描いた作品は、あまりないと思う。
男の人が自分の情けなさとかしょうもなさを描いて肯定する作品はたくさんあるのに。
「アイデン&ティティ」、「青春金属バット」、「ギター弾きの恋」、ちょっと違うけど「24hour party people」や「青い春」なんかも含めたら、結構どんな映画もそういう面を孕んでいる。ように見えてくる。

いやあたしがそういうのが好きだから、そう見えてくるんだけどさ。


それにしても女は何をやってるんだ!
「嫌われ松子の一生」だって撮ったのは中島哲也監督じゃないか!
「はみだしスクール水着」だって撮ったのは滝田洋二郎監督じゃないか!
「阿修羅の如く」も!「ブリジットジョーンズの日記」も!「ゴーストワールド」も!

女の人の生々しさを描くのさえ男の人がしている!
まだまだ秘められてるねー女の闇は…。


「ロスト・イン・トランスレーション」もいいけど、好きだけど!もっと生々しい映画を撮ってほしい!撮れるはずでしょ!?



ん、あたしか?あたしがやればいいのか?



とりあえず「きなこタイフーン」は早く続刊を出してほしい!



♪椎名林檎「月に負け犬」
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by mouthes | 2009-03-24 10:41 | Movies&Books