皆殺し文学はやめだ

by mouthes

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気取る点

今日は、楽しかったけど色々からまわってぐちゃぐちゃしてしまったような気がする。
数日前まで自分の虚栄心だか、至らなさにヘコみ、方向性まで考え直すほどで、
出した結論が「自分はただの点にすぎない。」で、
一応安心して心穏やかに実直に暮らしていたはずなのですが、
またたくさんの人に会うと過去やら今がない交ぜになって、
幸運なほど楽しくもあり、
たまらなく恥ずかしくもあり、
あたしのあの数日の穏やかさや角の取れた気持ちはいったい何だったのだろうと思ってしまいます。
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by mouthes | 2007-08-29 23:23 | moments!

飽くなき日常DISC

「無罪モラトリアム」/椎名林檎

「金字塔」/中村一義


以後追記
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by mouthes | 2007-08-29 08:36 | moments!

そろそろ(女子)

昨日の話をすると、小学校の頃の友達に下校途中に遭遇した。
隣のマンションに住んでいるあさみちゃん。
かわいい。

小学校の頃からよくマンガを貸しあったり、一輪車をしたり、ポケモンをしたり、全体的にあたしが悪いケンカをしたり、おままごとをしたり、交換日記をしたり、お買い物をしたり、NHKホールにPOP JAMを観に行ったり、学級新聞を作ったりして遊んでいた。
ひそかに憧れていたりした。
彼女はあたしの好きな人の好きな人だった。
あれ、もしかしたら双子のお姉ちゃんのほうかもしれないな、それは。
とにかく明るくて、優しくて、生真面目で、礼儀正しくてよく笑う子だ。


四方山話などしつつ、マンガとCDとDVDをたくさん貸してしまった。
またやってしまった感があるが、またかわいいメールが来たので心配ない気がする。


今日は晴れていてじっとしているだけでも信じられないくらい暑いが、
雨が降るらしい。


さっきからケーブルテレビの音楽チャンネルみっつを行ったり来たりしている。
いろんなひといるなあ。


先のことを考えるとか、人生を逆算するとかではないけれど、
「あるかもしれないこれから」と天秤にかけても選択したくなる「気持ち」は、なければいかんよなあ。


もう少ししたら、動き出して、お風呂に入って、励まなくてはなあ。
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by mouthes | 2007-08-28 10:44 | footmarks

はっ

最近興奮してばっかだ
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by mouthes | 2007-08-25 01:05 | footmarks

こうふん(月は上弦)

ついさっきC.C.Cでの島津田四郎さんとaCaeさんのライブを観てきたのですが、
なかなかにセンセーショナルで気が狂うかと思うほど楽しいことがありました。

島津田四郎さんと少しばかり歌わせて頂いたのでございます。
もうね、感じたことのないような興奮と羞恥の渦中にございます。
なんだろ、あれかな、いや、違うな。

怖いな。

でもそういう、恥ずかしいプレイを嗜む方々の興奮を味わったな、たぶん。
とんでもない興奮だわ。

久しぶりに知らない人たちの前で歌ったなー。
すげ気持ちよかった。
おしまい。

終わりに、島津田四郎さんをはじめ、みおちゃん、ゆみこさん、とみやまさん、まつうらさん、ニューシャネルTシャツのお兄さん、各所に深々とお辞儀。
どうもありがとうございました。
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by mouthes | 2007-08-25 00:21 | moments!

だらしのない洗濯物

雨が降っている。
興奮するくらいの大雨だ。
多分、この神奈川の雨も大気汚染やら光化学スモッグやらですでにずいぶんと汚れたものだろうけど、
正直なところあんまり関係ない。
雨はたいがい劇的で神秘的なものだ。少なくとも今は。
四角い窓に対して斜めに横切っていく雨が、あっという間にベランダをぬらしていく。
柔らかい夏らしい風が吹き抜ける。
心なしか潮の香りがする。
気のせいだ。

今日はこの雨を感じながらどこにも行きたくないなあ。
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by mouthes | 2007-08-23 09:11 | footmarks

やべ、止まらぬ

銀杏BOYZの話。
これすごい。
またすごい。

人を笑い泣きの思い出の前に引きずり出す銀杏BOYZフルスイング。
聴いたら体中敏感で立ちっぱなし。
ああ止まらぬつもりがこれ以上書けぬ。
とにかく良いのに。
「あいどんわなだい」で止まらぬと思った手が、「東北新幹線はチヒロちゃんを乗せて」で止まってしまった。
ずばりそんな作品です。
もう他の人に聴かないでほしいよ。
いいなあこれ。いいなあ。
ワタナベには貸さねば。買うかな、あいつ。


小論文で「美術館は日常とは異なった空間だ」というようなことが書きたかったのだけど、
それならあたしにとって夏は美術館だろうなあ。
知らない作品や考え方に囲まれて、居心地が良くもなく、悪くもなく。
思いがけない出会いに興奮して、時間が終われば外に出なくちゃいけない。
かわいいあの子と隣り合わせで別世界。
切ないなーほんと。やんなっちゃう。
早く終われ。
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by mouthes | 2007-08-22 20:43 | footmarks
そうそう、志村ふくみさんの話。

志村さんの織物は「紬織(つむぎおり)」と呼ばれるもので、
ここでは紬織自体の説明は省くとして(あまり詳しいこと、正確なことは言えませんので)、
とにかく、すごい。



オルセー美術館でミレーを見ていたとき、ナビゲータの女性がこんなことを言っていた。

「このミレーの『晩鐘』は、あまりに美しいので壊したくなるような人が多くいて、
 ある人はナイフを持って向かってきたといいます。
 なのでこの絵は分厚いアクリル板で保護されているんです。」

その言葉ははったりでもなんでもなく、
『晩鐘』の前に立った瞬間にあたしはどうしようもなくどきどきしてしまった。
触りたい、と思わずにはいられなかったし、触ればそのまま入り込めそうなほどの存在感があった。
晩年のゴッホはミレーの絵を写生することで鬱を癒していたという。
それほどまでに、少なくともあの『晩鐘』には、穏やかで温かく、そこにはやさしい祈りがあった。

と、ここまで書いてしまうほどミレーの絵はものすごかったわけです。

そして志村ふくみさんの紬織に、そのミレーの絵に通ずる「何か」があったのです!
一目見て「袖を通したい」と思ってしまう、色が「着なさい」と語りかけてくるような「何か」。
あれはすごい。
とってもすごい。


素敵な予備校の先生は、志村さんの紬織と出会って「弟子入りをしたい」と思うほどに惚れこまれたらしく、
現在もそのように今後を調整中だとか!
こちらもすごい。
何十年か経ったらでもいいので、思い出したら私の着物を織ってください、と頼むとあのかわいらしい笑顔で「うん」と言ってくれた。
この人が織るのなら、きっと素敵な着物に違いない。
思い出してそう思わせるような素敵な、いつもの笑顔だった。


そんな日、帰りの電車で1日かぶり続けていた白い帽子を見ると、うすく汗がにじんでいる。
ぼんやりと帽子を洗いたくなる、今日は風が強い。
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by mouthes | 2007-08-22 20:14 | footmarks

宙舞【ふわり】

「そういうわけなのよ」
「なるほどね、まあ仕方ないさ」

作業場のソファに猫のように丸まったルーは未だに拗ねている様子で、
腕の隙間から盗み見るように天井を見ている。
ソファの前においてあるテーブルで、僕は作業を進める。
ちょうど猫を描く仕事が入っていて良かった。
テーブルの上にはすでに描き上げたルーのような子猫が、何枚も並んでいる。
あと6匹というところだが、どれもいまいちだ。

「あの日食器を洗ったのは気まぐれよ。だって考え事があっただけだもの。
 考え事はね、食器を洗いながらするのが一番よ」
「まあね、するしないはルーの自由だしね、いつでも」
「そう、そうおもうでしょう。でもママッたら、昨日も今日もいやみったらしく聞いてくるわけ。
 『あら、ふわり、今日は考え事がないの?』って。うんざりするわ、あの言い方」
「それがいやならルーも家事の手伝いくらいすれば良いじゃないか」
「いやあよ。したくなったらするし、したくないときはしない。みんなもそうすればいいの」
「ルーはそういうけど・・・まあ、説教したいわけじゃないし、やめとくよ。
 ママさんはさ、嬉しかったんじゃないの。ルーが普段しない手伝いをしてくれたことが」
「それとこれとは話が別。
 どうして気まぐれでしたことは、認めてくれないのかしら。
 ママたちが褒めるのは、いやいややっていることだけ。
 あたしがしたくてするようなことは、物の数にも入らない」

僕は残り4枚になった猫の絵を描く手をいったん止めて、ルーの方を見た。
ルーはさっきとほとんど変わらぬ姿勢で天井を見ている。
表情もさほど変化は無い。
それなのに、さっきよりもひどく悲しそうだ。

「大人は気まぐれが困るのさ」
「どうして?」
「気まぐればかりだったら、明日のことも考えられないだろ」
「明日のことは明日のやつが考えればいいでしょ」
「明日のことを考えたくなるのが、今日の大人ってやつだよ」

すん、と鼻を持ち上げて鳴らす仕草が、いかにも猫らしく、ルーらしい。
つまらない、と、そう言っているようだ。
これ以上ルーが拗ねると、困る。
僕は話を逸らした。

「気まぐれが許されることもあるさ」
「なんだろ」
「芸術だよ」
「ん、ああ」
「芸術なんてのはね、大体が抑うつと気まぐれでできてるんだ」
「そう。でもそれ、違うと思うわ」
「え?」
「芸術って言うのはね、神様のことよ。
 それで神様ってね、愛情深くて、忍耐強くて、気まぐれなの。
 だから、愛情深くて、忍耐強くて、気まぐれなのが、最高の芸術ってこと。
 ピカソみたいなのはね、たぶんそうゆうこと」
「ものすごいこというね」

ルーはたまにこういうことを言う。
そういう時はたいてい、大きく開かれたぼんやりとした瞳で、次のことを考えているような顔をしている。
まるで何かを予知してるみたいに。
気付けば描いている猫は最後の一匹になっていた。
今描いていたどの猫よりもルーらしく、猫らしい。
紙の端に小さく「宙舞」と記す。

「だからワタルの言ったことも、半分は合ってるわね」
「何が?」
「気まぐれと抑うつって」
「ああ、うん」
「なによ」
「いや、ええっと、神様が気まぐれかあ、と思ってね」

ルーは顔を上げて、僕の目をじいっと覗き込んで、途端にくすくす笑い出した。
顔をなめる子猫みたいに、押し殺した笑い方だ。

「そんなこと、今頃気付いたのね。芸術家のハシクレのくせに、だめね。
 あたしとワタルとママの違いなんて、気まぐれみたいなものでしょう」
「いろいろ言葉を覚えるようになったね。嫌な気分だよ」
「それよりワタル、ハシクレってどういう意味?」
「いちばんはじっこ、要らない部分」

その後しばらく、作業場がいっぱいになるくらいずっと、ルーのくすくす笑いは続いた。
僕の嫌な気分もすぐ、ルーの笑い声できれいに満たされた。
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by mouthes | 2007-08-22 19:34 | words

今日は帽子を洗おうか

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ただいま東横線に揺られております。
さっき予備校の課外講習で東京国立近代美術館に行って参りました。
その前のごはん休みに銀杏BOYZの新譜「あいどんわなだい」を買いました。
それにしても予備校にたどり着くまでにお腹を壊しているんで二回も途中下車してトイレに駆け込みてんやわんや。


遡ってお送りしました。今日の系譜です。

まあ、マジ簡単にいえば、ハンパねえお腹壊してて。
毎日論文ばっかり書いてるとこういう日本語使いたくなるな、なぜだか。
ニキビとかマジ手ぇつけらんねっつーかマジムカつくしイライラすっからチョーしゃれんなんねえんですけど。


こんな日本語使ってて楽しいんかな。
この二、三行で一瞬にして飽きた。
それにしても本当にこんな言葉遣いで生活をしてる人は見たことがない。
皆さんある?
あったらそれはね、結構貴重なものだと思いますよ。


さてさて、今日の系譜のおはなし。
こちらは順を追って。

まず消化器系の調子の悪さね。
今週始まってからずっと悩まされていて、もー大変。
朝起きて気分悪いし、昼はお腹の具合ばっかり気になるし、夜は緊張がほぐれずに朝はやく目が覚める。
どんだけ全部ほっぽりだして愚痴言って湿気ようかと思ったがしかし、まあまあと思いを諫める。
あたしは生まれた頃から消化器系は弱かったし、
その時々にはいったいどうしていたかってことだよ。

気にしなかったんだよね。
気にしなけりゃあ、いつの間にか体がついてきているもんだった。
だいたいあたしの体だよ?
様子なんかうかがってたら頭に乗ってどんどん悪化するに決まってるね。
邪悪な性だよ全く。
というわけで腹のことはいっさい気にせず好きにすることに決めた。


次に銀杏BOYZの新譜ですが、こちらは至極の楽しみ。
家帰ったら真っ先に聴く。
およそ15分後。
このジャケ、いいなあ。


最後に国立近代美術館ですよ。
今の時期は夏休みということも相まって、子ども向けになっている工芸館にお邪魔しました。
touch&talkという企画で触らせていただいたりもして。
展示品の中でも志村ふくみさんという方の織物がもう素晴らしいもので。

あ、あとは帰ってから打ちます。
早く銀杏BOYZも聴きたいし。
リンクも張りたいし。
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by mouthes | 2007-08-22 17:38 | moments!