皆殺し文学はやめだ

by mouthes

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夏・烟る

私の学校は都会と観光地の真ん中にあるベッドタウンの端に建っている。
これといって何もない、のどかで平凡な田園風景が広がっている。

人もまばらな午後、降り出しそうな夕立を少し気がかりにしながら小田急線に揺られている。

見慣れた窓の景色が、いつかの記憶と交錯する。
生温さと寝不足のせいかくらくらとする。


夏の日、はっぴいえんどのメロディに紛れ込んだかと思うような。目が覚めたときに忘れてしまう夢のような。
寺山修司の情念のような。

何も考えられなくなる。
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by mouthes | 2007-07-26 17:02 | moments!

How can you be sure?

茨城行ってきました。

空はどろどろ、心はぶよぶよ、妙な気分の着陸でしたが、
そのうち風が強くなって、音たちが騒ぎ始めて、
さいこうな気分に溢れてしまえばこっちのものでした!

天の川を見て、流れ星を見て、地上では炎の星がにぎやかに踊る。舞い踊る!
お決まりのとりとめのない話と、更けていく夜と、いろんな笑顔。

最後にはへそのメンバーだけが残り、
いつの間にか夜明けは歌になっていました。
みんなの写真を撮ったけれど、
あたしも写真になってしまいたかった。

素敵な夜。



けんちゃんの彼女に会うかも知れず、
切なくて体が裂けるかも知れないと思い、
飲まないと誓っていたアルコールに手をつけてしまい、
翌々日には荒れた胃の辺りをさすりながら申し訳ない気分でいっぱいです。
おろか。本当に。


ゴロゥさんから貰ったよつばのクローバーを、きれいにしおりにした。
「よつばのクローバーを見つけると幸せになれる」というのは、その言葉自体が魔法のようだ。
手にしたときのときめきと感謝はどうしようもなく幸せだった。


初めて来たイギリスの兄からのメールに、気合たっぷりの返信を送ったので、
その気合に負けるなんてとんでもねえ、と思いながら頑張ろうと思います。


楽しすぎて、もう全て一回なしなしなーしになったような気がしましたが、
あたしにはまごうことなき日常があり、
その日常を以前ならうっとうしく思ったところだけど、
今日は心の中の手の届かない場所まで温まった。安堵。


IKKOさんの美容本をそれとなく手にとって立ち読みしてしまった。
最初の数ページを読んで、買おうか本当に迷ったけど、
ぎりぎりでお金が足りなかったので諦めた。
あの方から発散されているエネルギーの所以を感じて、奮い立った。
心強い言葉がたくさんあった。いづれ買いたい。


日本史の受験勉強で活用している「図解雑学シリーズ」という本があるのだけど、
それの「図解雑学 オペラの名作」という本を図書室から借りた。
ぱっと読んでもすぐ入り込め、これからが楽しみです。CD2枚付き。


受験勉強をしていて分かったことのひとつ。
歴史が教えてくれたひとつの事実はこうだ。
慢心するなよ、いつだって前へ進め。

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by mouthes | 2007-07-17 23:27 | footmarks

地上の夜

神様ごめんなさい

でもすべてを忘れてしまえ
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by mouthes | 2007-07-15 17:12 | moments!

C.C.C日記

くるりのアルバムが欲しくてのどから手が出ました。びっくりです。

うそです。

今日は塾が早い時間だったので、お昼過ぎにはC.C.Cにて一服。
トモさんの天国パスタに舌鼓を打ち、
久しぶりのお友達ともおしゃべりでき、
大雨の中しばしまどろむ。

しばしどころか結局4,5時間もいてしまった。もうばかばか。ばかばかばか。



ちょうどお客さんが誰もいなくなったころに、古典のべんきょをしていたら、
トモさんがとても興味深い話をしてくれた。
内容はなんとなくひみつ。ほんとはうまく言えないからだけど。

トモさん節、というか、トモさんの考え方や言葉の選び方は、かるく突き抜けてると思う。
トモさんの書く曲もそうだけど、好き嫌いとか善悪をぽーんと飛び越して、
心にすとんと納まってくる。
とても真摯で、まっすぐで、「そうだよなあ」としか言葉が出ない。

自分はずいぶんつまんないことを考えてきたもんだ、なんて思ってしまう。
欲の足し引きに答えなどでなくて当たり前だ。
丁寧に、丁寧に生きよう。せめてこれからは。



加えてはじめてオータさんに会った!!!!
あたしは「バンドに1人は絶対に会えない人がいる法則」があるんだけど、
つっきりました。オータさんがしゃべってるのって初めて聴いたかもしらん。
噂どおりの大食らいでした!


C.C.Cの駆け込み寺ことたつろうさんと、これもまた久々にながなが話した。
最近銀杏BOYZをよく聴くらしい。さいこうだよね!
「陰と陽をさらけ出して、それでもそれを肯定できるように生きたい」

話の流れでけんちゃんのことも色々相談してしまった。
この脳内垂れ流し状態加減、いかがなものかといつも思う。
しょっぱかったなー、自分。


そんなこんなで、あの善良な空気をたゆたって帰ってきたのですが、
帰り道のあの自己嫌悪の波はなんなんだろ。
遠足とか修学旅行とか、イベントごとの高揚感が家に帰るまで続いたためしがない。
何もかもがいやになって坊主頭にしたくなる。
そして「1人で生きていかなばならぬ」と強く思う。


ただそれはきっと間違ってない。
油断をして、目の前に人参を下げられる馬のごとく、
人に好かれたいなんていう中途半端な欲をぶら下げて自分を見失うからいけない。
あるべき姿に、まっさらな自分を支え続け、自分ではなく道に迷い続けよう。
したり顔など豚に食わせてしまえ!
ぶひぶひ言わせてしまえ!


いつでも心に留めておかないと、そう、私も忘れっぽいのですから。
師匠の言葉を留めておく。



しかし、度胸は、決めている。是が非でも、生きる時間を、生き抜くよ。そして戦うよ。決して、負けぬ。負けぬとは、戦う、と言うことです。人間は、決して、勝ちません、ただ、負けないのだ。

坂口安吾著「堕落論」
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by mouthes | 2007-07-14 21:02 | footmarks

日曜日よりの使者再来

あーやなことあったなあ、
あー今日おもいっきり笑ってないなあと思い、
少し迷った末勉強を中断してガキの使いを見たんですが、


おもしろかったなあーやっぱり。
別段突出して、というわけではなかったけど、十二分におもしろかった!


これはもう、笑いとかじゃないわな。

救い?
救われてる?あたし。


全然関係ないけどあたし松本さんと誕生日同じなの。うふ。
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by mouthes | 2007-07-08 23:32 | moments!

合理的思考

数学ができない。
いや、算数はできるから、その延長であればきっとできると思うのだけど、
嫌い!
どうしようもなく嫌い!

これまで言い訳がましく、
「古文や日本史ならまだなんとかなる。私は物語が好きだからっ!
 物語さえあれば詰め込むことができる。
 でも数学は、平行四辺形ABCDの頂点Aと頂点Bにはなんの情愛も怨恨もないでしょ?
 つまんないのよ!!!」
なんてのたまってきたけれど、
そんなんあんま関係ないかもしれない。

さっき、田口ランディさんのブログを久しぶりに読んだ。
死刑制度についての真摯な考えを書かれていた。

田口ランディさんの、
長い歴史の中でなされた膨大な計算によって目の前に弾き出されている「回答」から、
丁寧に前の数字を手繰り寄せて引いていくことで、世界を自分のものにしていくような言葉は、
とても文学的で、
素敵だと思った。


丁寧さ、だいじだよなあ。
根気の無さとか、負けん気の無さっていうのは、全部そういうところに出てくるもんなあ。
あたしに足りないところは、つまりそういうところだ。

担任曰く、
「人間は放っておいても絶対に変わりません。年を重ねてしわを増やしていくだけです。変わりたいと思ったときには、自分で『軌道修正』しなければいけないのです。「まあいっか」という習性は、そうそう変わりはしませんよ」


はい、先生!
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by mouthes | 2007-07-02 21:56 | footmarks

よどみに浮ぶうたかたは

物事をぐちゃぐちゃ考えるのは性分で、
でもそのぐちゃぐちゃを瑣末なことと割り切ることがどうしてもできず、
今も垂れ流しにしている私です。

潔さ、とか、さりげなさ、とか、善良さ。
私はそういうものがとても気持ち良いわけなのだけど、
どういうもんかひとり上手にそういうものを作り出すことができない。
というか何もひとり上手にできない!
すぐまわりの反応や判断に足元をすくわれる。
若すぎる。


問題は、自分の潔さとか善良さを、他でもないわたし自身がうまく認められないことにあると思う。
それは牽制とか謙虚からではなくて、自分の理想に対して、ということかなあ、なんて。

それでも、例えば才能とか、天性とか、環境のせいにして何もしないことだけは、
全然気持ちよくないことを知っている。


人は心の闇と戦おうとするから美しいのだ、と「夜の歌」で藤田和日郎さんが描いていたように、
俺は俺の魂を歌う、俺の魂をここに見つけるために、と「NO FUTURE NO CRY」で銀杏BOYZが歌っていたように、

善良になりたいと、望んでいるときこそ、心と体を動かしているときこそ、
なにより善良なのでは、ないかなあ。そういうもんかなあ。
そういう刹那のわびさびをワカラヌ自分は、やはりまだまだくそがきだなあと思う。


シンプルになるために、
自分の中に抱えきれぬ思いなどないために、
できるだけ隠し立てせず裸になろう、いや、裸になりたいと思って、

こうして、まあだめだな、あたしは、とだらだら書いているわけなんだけど、

それを好きだといってくれる人がいるので、なんかを成しえた気分です。
でへへ。(あ、慢心が首をもたげました、今)
「好きだ、がんばれ」と声をかけてくれたのに、あの時は満足にお返事も返せなかった姐さん、
どうもありがとうございました。
不束者ですが、これからもよろしくお願いします。がんばります。


といったように、今日は反省ばかりしていたのですが、そしたらなんだか気分が上向いてきた。
得たいものはひとつなんだよ。
欲で着膨れしてる場合じゃねんだよ。



しかしね、こんなことは昔の人がとっくに考えてるんだよ。


行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく 止 とゞ まる事なし。
鴨長明著「方丈記」
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by mouthes | 2007-07-01 22:49 | footmarks