人生の終わり
2012年 07月 27日
山田太一さんの「空也上人がいた」を読んだ。
すごく短い話だった。
相変わらずやさしい話で、最後にはやはり泣きそうになった。
人生の終わりのことを考えると、なんか楽になる。
夕暮れを見てると許されるような気持ちになるのと似ている。
私も、あの人も、あの子も、まだ若くて生きているけれど、
いずれ老いて死ぬ。
病気にならなくても、事故に遭わなくても、天災に巻き込まれなくても、戦争が起こらなくても、
絶対に死ぬ。
そう思うと今の痛みとか今の悩みに、ビビってる場合じゃねえよなーと思う。
だって死んじゃうんでしょどうせ。
死なないなら、悩み続ける地獄なら、話は別だけど。
そういうこと言うと関口さんに「生きてればいいってもんじゃない」って叱られるけど。
あの人は、過去に誠実だし、ちゃんと自分を大事にできる人だからなあ。
保身でも妥協でもなく。
わたしはどうだろう。
まだいっぱいいっぱいだな。
ただ、取り返しのつかないことを裁かない人間になりたいよ。
誠実さにこだわってカッコつけてると見失うもんだってある。
無様になってつかめるもんなら無様でいいよ。
いつか死んじゃうからね。
すごく短い話だった。
相変わらずやさしい話で、最後にはやはり泣きそうになった。
人生の終わりのことを考えると、なんか楽になる。
夕暮れを見てると許されるような気持ちになるのと似ている。
私も、あの人も、あの子も、まだ若くて生きているけれど、
いずれ老いて死ぬ。
病気にならなくても、事故に遭わなくても、天災に巻き込まれなくても、戦争が起こらなくても、
絶対に死ぬ。
そう思うと今の痛みとか今の悩みに、ビビってる場合じゃねえよなーと思う。
だって死んじゃうんでしょどうせ。
死なないなら、悩み続ける地獄なら、話は別だけど。
そういうこと言うと関口さんに「生きてればいいってもんじゃない」って叱られるけど。
あの人は、過去に誠実だし、ちゃんと自分を大事にできる人だからなあ。
保身でも妥協でもなく。
わたしはどうだろう。
まだいっぱいいっぱいだな。
ただ、取り返しのつかないことを裁かない人間になりたいよ。
誠実さにこだわってカッコつけてると見失うもんだってある。
無様になってつかめるもんなら無様でいいよ。
いつか死んじゃうからね。
by mouthes
| 2012-07-27 12:54
| moments!