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皆殺し文学はやめだ

by mouthes

泥が溢れて

泣きながら帰ってきた。
しょーもない涙だった。
誰にも関係のない、あたしだけの惨めさで泣いた。
塞いでいた場所から、「諦め」や、「好意」や、「嫌悪」が、押し寄せる。
空っぽのところに泥を詰めて栓をしていたのに、泥が溢れて涙が出た。
惨めで、悲しくて、天に唾はいて自分に返ってきた。
助けてって思うほど、泣いたのは初めてだ。



あの日の惨めさ。
惨めさを武器にできるぐらい強くなりたい。
それをネタにして笑いを取りたい。
悲しいことは笑うしかないんだから。

融通のきかん嫉妬はつまらん。
つまらんことは最低だ。
嫉妬や羨望は冗談の一つぐらいでないと。
もっと楽しいことを楽しむための冗談なんだから。

あたしは、もっと楽しいことのために生きているんだから。
by mouthes | 2012-01-07 05:08 | footmarks