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皆殺し文学はやめだ

by mouthes

今の私

私!

昨日食べた美味しいボロネーゼは、私にとってすごく懐かしい味で、
このことは私の中でどんどん美化されていく思い出になるに違いない。


うまく言葉にできる自信はないけれど、
こんなに、涙ぐむほどのことではないのはわかってはいるんだけど、
本当に、いつだって会うと嬉しい人がいる。

会うと元気が出るとか、常に刺激的だとか、
そういう類の人ではない。
そんなことをもし本人に言ったら、苦笑いしながら肯定するだろう、そういう人だ。
私がいつだって会うと嬉しいのは、そういう人だ。


思い出すと思わず泣いてしまいそうになる。
何でか、言えない。
理由があるのはわかるのに、わからない。

かなり赤裸々な言い方になるけど、
私はその人の繊細さと芯の強さが好きだ。
人一倍感じやすく簡単に感情移入したりするくせに、「自分は情が薄い、熱が低い」と言うその人の語りが好きだ。
簡単に嘘をついたりできない、適当に理由をつけて自分を納得させたりできない、融通のきかなさが好きだ。
かわいいのにちゃんと激情を持ってる、その人の彼女が好きだ。
その人が何かを肯定したり、心から喜ぶことがあれば、
私は泣くほど嬉しい。
だから泣きそうになるのだと思う。
強いて言えば、それが理由だと思う。

それが、絶対に、
友情とか恋心とかではない心の一部分だと確信があるので、
誰か名前をください。

そうだな、やっぱり郷愁とか、そういう気持ちのが近いと思う。
この人は私のルーツの一部分で、今の私が私であることに大きく関わってる。
お兄ちゃんの次に。
あの人は「私」が生まれた「場所」なのだと思うと、
この思い入れの強さも、納得できる。


その人の結婚祝いを考える。とても幸せな作業だ!
祈るように生きるあの人の上には、常に祝福がある。
大丈夫、全てうまくいく、そんな気分。
今日はそんな感じ。じゃーね!
by mouthes | 2011-07-22 14:36 | footmarks