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皆殺し文学はやめだ

by mouthes

想像と黙祷

一瞬にしてなくなってしまった、多くの命と生活。
自分がなくなることすら、想像できないのに、
まったく、想像なんてできない。

今回のことがあって、私は、私の想像力の限界を見た。
というか、結構早めに想像力は限界が来て、何も考えられなくなった。



今も、自分の命がなくなってしまうのか、とそんな思いでいっぱいいっぱい。



バイトして不思議だったのは、働いてると目の前の仕事以外何も考えられなくなるから、
あれ?こんなことしてていいんだっけ?なんもなかったんだっけ?とか思ってしまう瞬間がある。


原発は、もう作られないだろう。
あるだけで、バタバタ人が死んでいく装置だ。
「原発が必要だ」って言えるのは、「そのために自分が死ぬ」って言える奴だけだ。
あたしは嫌だ。
あたしの家族にも、親戚にも、友達にも、あこがれの人にも、そんなことはしてほしくない。
もちろん、その人たちの全ての家族、友達にも、そんなことはしてほしくない。
だから、誰にも、そんなことはしてほしくない。
作らなくてもいいもんのために人が死ぬなんて、そんなことあっていいもんか。




福島原発を冷ますために働いている人たちのこと、想像できない。
祈ることもできない。
怖くてしかたない。
こんな、遠くにいても怖いのに、逃げ出したいくらい怖いのに、
あそこにいる人たちは、どうしているんだろう。



黙って、祈ることなんかできない。
by mouthes | 2011-03-19 01:07 | footmarks